中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

若者では中所得層の消費能力が最大

 地元メディアによると、ブラジルの所得階層で「Cクラス」と呼ばれる中所得層に属する若者達の消費能力は、他の階層の若者達に比べて格段に大きい1292億レアル(約5兆6850億円)に上ることが、調査会社ダタ・ポプラール社(Data Popular)の調べで分かりました。他の階層の若者の消費能力は、Aクラス(最富裕層)とBクラス(富裕層)を合わせて800億レアル、Dクラス(貧困層)が199億レアルでした。
 全国の53都市で16〜24歳の若者1500人に対して聞き取りを行った今回の調査では、Cクラスの若者の15%が今後12カ月の間にノートパソコンを購入したいと回答。スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)、タブレット型端末の購入を考えているとしたのはそれぞれ11%でした。
 Cクラスの若者の54%が1カ月に最低1度はショッピングモールに足を運ぶと回答。ショッピングモールへ行く平均回数は1カ月に3.3回という結果でした。