中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

塵ポイ捨てでリオ市民110人に罰金

 地元メディアによると、リオ市中心街で20日、「塵ゼロプログラム」が初の試みとして実施されました。同市清掃会社の話では、プログラム開始後の10時間で合計110人が塵投棄によって罰金処分を受けました。そのうち73人はたばこのポイ捨てでした。
 罰金額は塵の大きさによって157〜3000レアルの範囲で決定されます。取締まりの影響で21日には市内中心部が奇麗になりましたが、歩行者らは「まだ箱が足りない」と不満顔でした。
 これに対し清掃会社の従業員は「東京では路上に塵箱が設置されていないが、ブラジルの路上よりも奇麗だ」と語り、歩行者のマナーの違いだと反論しています。