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ブラジルは「天然資源債権国

 地元メディアによると、米環境NPOのグローバル・フットプリント・ネットワークの年次調査結果で、ブラジルは天然資源の「債権国」であることが分かりました。この調査でブラジルの天然資源の利用が生態系による再生産を上回らず持続可能な範囲内にあることから、資源国と認められたことになります。その他の「債権国」にはカナダ、インドネシア、オーストラリアなどが挙げられています。反対に天然資源の「債務国」は米国、英国、日本、中国、エジプト、カタールなどです。
 ブラジルはアマゾン地域の森林での光合成により大量の二酸化炭素(CO2)を吸収していること、未開発の土地がまだ多く存在していることが資源国認定につながったようです。
 グローバル・フットプリント・ネットワークでは、天然資源の利用を分かりやすく説明するために「アース・オーバーシュート・デー」という概念を作り出しています。これは生態系が1年間に再生産できる資源供給量と人間の同期間の経済活動による需要量が合致する日付のことを示し、今年は8月20日でした。
 グローバル・フットプリント・ネットワーク・ラテンアメリカ支部のフアン・モラレス理事長は、アース・オーバーシュート・デーが毎年2〜3日の割合で早まっていることに触れ、加速し続ける天然資源の消費に懸念を示しています。