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ブラジル産ワイン が英国進出

 地元メディアによると、2014年サッカー・ワールドカップ(W杯)に向けて、英国のさまざまな貿易会社がブラジル産ワインの輸入を活発に行っています。ブラジル産ワインへの英国人の興味が高まってきたためです。
 欧米諸国の一般消費者の間ではブラジル産ワインの認知度は高いとはいえませんが、来年のW杯と16年のリオ五輪が開催されることでブラジルへの関心が高まり、これがブラジル産ワインの興味にもつながったとみられています。英貿易会社の担当者によると、ブラジル産ワインは英国人の口にとても合うそうです。
 英貿易会社のコープスティック・マレー社は、ブラジルのワイン醸造アウロラ社と英国の消費者に合わせた特別なワインを生産する方針ですし、英大手デパートのマークス・アンド・スペンサー(M&S)社もリオ・グランデ・ド・スル州のワイン醸造所セイバール・エステート社製ワインをカタログに追加すると発表しています。英貿易会社のビバンダム社も同州のミオロ社のワインを英国で販売することにしています。