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サンパウロ市で日本食レストランが集団強盗被害

 地元メディアによると、サンパウロ市ジャルジン・マラジョアラ区で17日集団強盗事件(arrastao)が発生し、日本食レストラン「カズミすし」が被害に遭いました。強盗犯グループは盗難車で乗り付け、男性3人が拳銃を手にレストランに入り、残りのメンバーが車内で待機していました。当時店内には従業員8人がいましたが、負傷者はありませんでした。
 侵入した犯人グループは暴力的な言動で従業員を脅し続けていたようです。店内のテレビとタブレット端末、バッグ、身分証明書、洋服、時計、現金1000レアル、携帯電話などが奪われました。
 事件発生後、警察が犯人らを追跡し、ファベーラ(貧民街)が点在するビラ・イングレーザ区に入ったところで犯人らの自動車が壁に衝突、停車したため17歳の少年を逮捕しましたが、他の仲間は逃走しました。警察は盗まれたとみられる自動車とレストラン店主の携帯電話を押収しました。