地元メディアによると、サンパウロ市の公共交通機関の値上げに反対して抗議デモを続けているパッセ・リブレ運動(Passe Livre、略称MPL)は13日、市内セントロに集合して4回目のデモ行進を行いました。今回のデモでは、デモ参加者と軍警察との衝突に通行人やジャーナリストらが巻き込まれたという報告が相次いでいます。軍警察は催涙弾とゴム弾を使用してデモ行進の鎮圧を試み、過剰な武力行使行った疑いがあり捜査を受けています。パッセ・リブレ運動によると約100人の負傷者が出たほか、軍警察は235人を逮捕したとしています。