地元メディアによると、禁酒法(レイ・セッカ)の改正によって自動車ドライバーに対する取り締まりが厳しくなり、サンパウロ州内では交通事故による死傷者が6.9%減少していることが明らかになりました。サンパウロ州保安局の調査でわかったものです。その一方で、車の保持者を中心にレストランやバールの顧客が減少するといった現象も見られます。
サンパウロ州全体では今年最初の2カ月で2万487人が交通事故の被害に遭っており、前年同期の2万1999人から6.9%減少しています。死者が発生した交通事故だけで比較した場合、今年1〜2月は547件で、前年同期の675件から18.9%の大幅な減少になっています。
2013年1月から、呼気検査の許容範囲が厳格になり、飲酒運転は呼気中アルコール濃度が1リットル当たり0・1ミリグラム以上から同0.05ミリグラム以上(コップ1杯のビール程度)となりました。