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白人によるインジオ少女への暴行が深刻化

 地元メディアが、アマゾナス州サンガブリエル・ダ・カショエイラ市で数年前から白人男性によるインジオ少女に対し性的暴力が加えられているが、容疑者は逮捕されず、問題は未解決のまま深刻化していると報じています。
 報道によると、被害者は12〜15歳の少女たちで、同市周辺に住むタリアナ族、ウアナナ族、ツカーノ族、バレー族とみられています。この事件では被害にあった少女12人が、性的暴行を受けたことや口止め料として現金、携帯電話、ブランド服、チョコレートを手渡されたこと、処女を20レアルで買われたことなどを証言しています。
 少女の中には、証言を行わないよう脅迫を受け、安全のために親類の家に身を寄せているケースもあります。脅迫は少女だけでなく、児童相談所や被害者家族にまで行われており、ある少女の母親は「告発すれば殺すと言われた」と供述しています。
 少女らの話で、容疑者は9人に絞り込まれました。地元商店の経営者、元市議、軍警察官、運転手などで、警察の取り調べも受けています。しかし、全員が容疑を否定しています。
 同事件は2008年ごろから度々問題化し市民警察が捜査を行って来ました。しかし捜査が進展しないため、この10月から連邦警察が捜査に加わり、事件の全貌が明らかになりつつあります。