地元メディアによると、20日のサッカー・リベルタドーレス杯（南米選手権）準決勝第２戦で、第１戦を１―０で勝利したコリンチャンスが１―１でサントスと引き分け、クラブ史上初となる同大会決勝進出を果たしました。
大会２連覇を目指すサントスは前半36分、エースのネイマールが先制点を挙げチームを鼓舞。コリンチャンスにとってパカエンブー競技場での今大会初失点となり、サントスに流れが傾きかけたかに見えました。しかし後半３分、ダニーロの同点ゴールで再びコリンチャンスが優勢に。２試合の合計スコアで勝ち越されたサントスも猛攻を仕掛けましたが、ボランチのラルフを中心としたコリンチャンス守備陣の堅実なディフェンスに阻まれ、頼みのネイマールも後半は見せ場をほとんど作れずに試合は終了しました。
コリンチャンスは今大会、12試合を終えて19得点３失点と攻守両面で安定感を示し、初の大会制覇に向けてサポーターの間でも盛り上がりをみせています。
決勝第１戦は27日、第２戦は７月４日に行われ、勝者は南米王者として今年12月に日本で開催されるクラブワールドカップ（Ｗ杯）に出場します。
