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日産、国内シェア6位へ

 日産自動車はブラジルでの今年1、2月の累計販売台数(乗用車及び軽商用車、登録ベース)が昨年同時期に比べて倍増し、全国自動車販売業者連盟によるメーカー別販売台数ランキングで国内6位に浮上しました。同社は26億レアルを投じてリオ州に工場を建設、2014年前半の生産開始を予定し、2016年までにブラジル市場でシェア5%を目指します。
 乗用車及び軽商用車部門の1、2月累計での日産のシェアは昨年同時期の1.54%から3.27%へ拡大しており、このままいけば16年よりも早い時期に5%に届きそうな勢いです。しかし、政府がメキシコと進めている協定交渉の結果次第で、同社のメキシコからの完成車輸入が、これまでのように輸入税並びに工業製品税(IPI)の免税対象にならなくなる可能性もあり、同社のシェア拡大計画は見直しを迫られることになります。
 フォーリャ・デ・サンパウロ紙は7日付で、日産がブラジル市場でのシェア拡大について伝えていますが、日産にはそうした懸念材料があり、シェア拡大の今でも幹部の表情は明るくないと報じています。日産は、昨年9月に市場に投入した低価格車「マーチ」でシェアを拡大しているのですが、協定交渉の結果次第では、メキシコから完成車を輸入して手の届きやすい価格で販売することができなくなる可能性があるからです。