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パナソニックの村上新社長、「韓国メーカーに追いつく」と意欲

 1月1日付でブラジル・パナソニックの社長に村上廣高氏(55、兵庫県出身、神戸大卒)が就任しました。サンパウロ新聞の取材に同社長は、「ブラジルにおけるパナソニックのプレゼンス(存在感)を高めていくこと、ブランド価値を上げること、そして韓国メーカーに追いつくことだ」と意欲を見せました。
 ブラジルについて村上社長は、「将来の伸びしろが大きい国で、そこで仕事ができる事は非常にうれしい」と笑顔で話し、当面は「他社に比べて遅れている白物(冷蔵庫、洗濯機)に力を入れ、他社に追いつきたい」と語りました。そのために、ミナス・ジェライス州エストレマ市に建設中の白物製造工場の完成を急ぎ、製造の強化に取り組みます。パナソニックは2012年3月期連結決算で7800億円の赤字になる見込みですが、赤字でもブラジルでの計画に影響を及ぼすことはなく、予定通り8月には生産を開始できるとしています。
 村上氏は、ブラジルへは出張で来たことはありますが、長期勤務は今回が初めてです。これまでカナダ、英国、タイと海外勤務を経験、ブラジルが4か国目になります。日本では経営企画部門などに、カナダでは白物家電マーケティングに携わるなど主に営業部門に携わり、英国では電子レンジ製造工場を担当、タイでは現地の同社グループ22社を統括していました。
 ブラジル・パナソニックは前任の奥村正人氏が昨年8月に急逝して以降、空席となっていました。