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恒例の混沌カーニバル、各州で続発

サンパウロ市では八百長疑惑

 地元メディアによると、サンパウロ市で開かれたカーニバルのデスフィーレ(パレード)採点発表中に、サポーターが審査員席に押し入って採点結果を記載した用紙を破り捨たほか、駐車場に保管されていた山車(だし)に放火するなどの騒動が起き、10人が逮捕されました。リオ州やリオ・グランデ・ド・スール州でも争乱が続発し、例年以上に混沌としたカーニバルになりました。
 サンパウロ市の騒動の原因は、審査員2人が体調不良のため急きょ交代したためとみられています。出場した「インペリオ・デ・カーザ・ベルデ」のパウロ・フェレイラ副会長と「ガビオンエス・ダ・フィエル」のドニゼテ会長は口をそろえて「デスフィーレ開始前日の16日に突然、審査員の交代をほのめかす告発メールが送られてきた」と八百長の可能性を示唆しています。

他州でも騒動

 リオ市では、カーニバル会場から1キロほど離れたサンカルロス丘で麻薬密売人と警官隊による銃撃戦が発生。流れ弾を受けた14歳少年が死亡したほか、4人が負傷する惨事となりました。
 リオ・グランデ・ド・スール州では少年が、路上カーニバルの参加者17人を自動車で轢いて逃走する事件が起きました。現場から逃走したジルベルト・ペリッゼル・ジュニオール(18)をタクシー運転手が追跡、警察に通報したため、犯人は逮捕され、過失傷害罪で起訴されました。