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警察官ストで治安悪化の恐れ=セアラー州=

 地元メディアの報道によると、セアラー州で昨年12月29日から行われていた軍警察官、消防士ら1万人によるストライキは4日に終了しましたが、3日夜から始まった市民警察のストが続いているため、同州では混乱が続いています。今回のストライキで軍警は、就労時間を週44時間から40時間に削減するほか、ストに参加した全警察官の責任を問わない、深夜勤務の警官のみに与えられていた特別手当を日中勤務の警官にも支払うという条件を得て、スト解除をしました。
 3日からストに突入して職務を停止している市民警察は、一日当たりの就労時間を8時間から6時間に削減することと、州警官への手当の約60%を市民警察にも支払うよう要求しています。