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サンパウロ近郊の海岸通りで車両強盗&盗難件数が急増

 サンパウロ州グアルジャー市(サントス側にある海岸リゾート地)では、今年1〜3月の車両強盗件数と盗難件数が2011年同期比でそれぞれ81.8%、66.7%と海岸地域の都市の中で最も増加しています。盗難事件だけでなく、殺人事件も20%増加しています。地元紙の報道によると、グアルジャー市内の商店主らは、観光客に対して所持品への注意を呼びかけているほか、軍警も1600人の増員を発表しています。
 地元住民や商店主らの話では、グアルジャー市内で最長のエンセアーダ海岸は、犯罪の最も多い場所だと警告、同海岸歩行者天国では窃盗事件が日常茶飯に発生しているそうです。同海岸で30年間にわたり軽食屋台を経営しているルイス・ゴンザガ・サントスさん(67)は「窃盗犯は自転車に乗って時計、財布、携帯電話などをひったくる。警察が到着する頃にはもうどこかに逃げてしまっている」と、犯行の手口を語りました。
 サンパウロ州第6地区司法警察局のワルドミロ・ブエノ・フィーリョ署長は、「取締まりを強化するので、今夏の犯罪は減少すると思う」と話しました。夏季の取締まり強化期間は12月29日から13年3月まで続きます。特に犯罪発生の多い地域や観光客が集中する地区は重点的にパトロール、監視される予定です。

車両強盗の狙いはカーステ、PC、携帯電話

 第6地方指令警察のセルジオ・デル・ベル・ジュニオール大佐は、行楽シーズン中にどの道路が最も危険かを特定することは非常に難しいと前置きした上で、「エンセアーダ海岸沿いのミゲル・ステファノ大通りから最も離れた地区で、車両強盗や盗難が頻発している」と指摘しています。
 強盗犯らは車内にあるカーステレオやかばん、ノート型パソコンなどを狙っているため、盗難車は捨てられていることが多く、すぐに発見されるそうです。