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貿易収支、12月までで263億ドルの黒字

 12月第1週(12月1〜4日)の輸出入動向について開発商工省が5日発表しました。それによると、同期間中の貿易収支は3億1900万ドルの黒字でした。輸出総額は17億8500万ドル、1日当たり平均は昨年同月の9億950万ドルを1.9%下回る8億9250万ドル。鉄鉱石、トウモロコシを中心とする1次産品の輸出が10.3%落ち込みましたが、銅カソード、原油大豆油、皮革、パルプ、鉄鋼半製品、粗糖などの半製品が12.8%増加、エタノール、エンジン・発電機、精製糖、自動車などの完成品も6.1%増加しました。
 輸入は総額14億6600万ドル、1日当たり平均は昨年同月の6億7710万ドルを8.3%上回る7億3300万ドル。輸入が増えたのは主に肥料(80.7%増)、穀物・製粉製品(77.8%増)、有機及び無機化学品(45.8%増)、鉄鋼材(30.7%増)、電子機器(30.6%増)、光学・精密機器(16.8%増)、機械設備(13.3%増)などでした。
 今年の貿易黒字は12月第1週までの累計で262億9300万ドルに達しており、1日当たり平均黒字額は昨年同時期の6660万ドルを70.8%上回る1億1380万ドルになっています。