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住友重機がブラジル工場開場式

 住友重機械工業株式会社(中村吉伸社長)のブラジル工場が22日、サンパウロ州イツー市郊外(サンパウロ市から西へ約100キロ)に完成、開場式を行いました。開場式には、東京本社から中村社長ら重役陣がブラジルまで足を運び、来賓にジェラルド・アルキミン州知事、ウンベルト・パッソス・イツー市長、大部一秋在サンパウロ総領事ら500人の招待客が出席しました。

ブラジルでのシェア、3年以内に15%へ

 1976年ブラジルに進出した住友重機は、機械産業の必需品ともいえる変減速機(ギアボックス)の輸入販売を進めてきました。ハイパーインフレも終結し、ブラジル経済が安定した今、海外で8番目の工場建設に踏切り、来年からノックダウン方式で100%現地生産する予定です。
 この生産力増強により、現在のシェア10%を3年以内に15%まで伸ばすとしています。