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トカンチンス州知事、日本との深い絆を望む

 ブラジル日本商工会議所(近藤正樹会頭)の11月懇親昼食会が11日、サンパウロ市内ホテルで催されました。昼食会で、トカンチンス州のジョゼー・ウィルソン・シケイラ・カンポス知事が『トカンチンス州投資誘致について』と題して講演しました。カンポス氏が知事を務めるトカンチンス州は1989年1月に誕生したブラジルで最も新しい州で、まだまだ開発の余地のある大きな可能性を秘めた州であり、農林水産業をはじめとする様々な分野において国内外の企業等による投資を募っています。
 講演でカンポス知事は、同州と日本の関係はJICAのプロジェクトなどを通じて深く、知事自身も既に6回も訪日しています。同知事は、18日からは7回目の訪日中で、日本人、日本企業の誘致に力を入れています。同州で暮らす日系世帯は約260世帯ですが、知事は「謙虚で協調性のある日本人の性質、考え方を求めている。これまでの関係よりも深い絆を構築したい」と日本人にラブコールを送っています。