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宝くじ高額当選者の半数がサンパウロ州在住者

 連邦貯蓄銀行の発表によると、これまでに宝くじ「メガセナ」の高額当選者が出た20都市のうち、サンパウロ州内の都市が半数の10都市に上ることが判りました。
 地元メディアが報じたもので、サンパウロ州に次いで高額当選者が多かったのはパラナ州(3都市)とミナス州(2都市)で、連邦直轄区(DF)、エスピリト・サント州、リオ州、リオグランデドスル州バイア州(各1都市)となっています。
 1年前、リオグランデドスル州ポルト・アレグレ市から190キロ離れた人口1万1千人の都市、フォントウラ・シャビエル市で、1億2000万レアル(約54億円)の宝くじ高額当選者が出ました。この億万長者が宝くじを購入したロッテリカ(宝くじ販売所)「ボア・ソルテ」のパウロセルジオ・ペドローゾ店主は、「同じ幸運にあやかりたいと宝くじを購入する客が増えた」とほくほく顔。今年6月までに、すでに年間売上目標を超えたそうです。
 ツキのある店で幸運を呼び込みたいと考えるのは、誰でも同じ。こればかりは洋の東西を問わず、同じ傾向のようです。