カイシャ・エレトロニコ(ATM、現金自動預け払い機)強盗事件の捜査を続けていたサンパウロ市民警察はさきごろ、同事件に関与した容疑で軍警察官4人を逮捕しました。
地元メディアによると、4人の軍警は銀行強盗摘発部署の第5分署の捜査員に逮捕されました。未逮捕の容疑者1人が逃走中です。同事件では軍警11人の家宅捜索が行われています。
組織犯罪捜査課では、4月26日にサンパウロ市南部のATMが襲撃された事件と、同日に長距離バスターミナル(ロドビアーリオ)内のATMが襲われた2件の事件に関する捜査を続けていました。市民警察によると、どちらの事件においても軍警内部の人物がパトロールに関する情報を漏らし、犯人を隠匿した疑いがあるとして内部の捜査を行っていました。その結果、関係者48人が逮捕されています。