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拡大するブラジルの「すき家」

 ゼンショー・ド・ブラジル(高山孝之社長)は22日、ブラジル3店舗目となる「すき家サンタ・クルス店(サンパウロ市ビラ・マリアーナ区)を開店しました。ブラジル2号店のパライゾ店が1日、サンパウロ市内パウリスタ大通りそばにオープンしたばかりです。
 サンタ・クルス店の店内は壁に浮世絵が描かれ、日本らしさを強調した内装となっています。開店を前にした店頭には、新聞で3号店を知ったという日系人の夫婦が新店舗の開店を楽しみに待つ姿が見られました。昼食時になると会社員の日系人が増え、さながら日本と変わらない雰囲気になります。
 丼(どんぶり)を片手に牛丼を平らげた中村栄二さん(87、岡山)は「1号店で食べたことがあるのでおいしさは知っていたが、職場の近くなので来てみた。また来たい」と話し、妻への手土産だという持ち帰り用の牛丼を片手に店を後にしました。