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ATM爆破強奪犯が染色料除去剤開発

 ブラジルではATM(現金自動預け払い機)爆破強奪犯と取締り当局・銀行との攻防戦が続いています。銀行はATM爆破の際紙幣がピンク色に染色される技術を開発、当局は色の付いた紙幣は偽札として流通を禁止する措置を講じ、対抗策を実施しています。それに対し強奪犯は紙幣の着色を除去する化学物質を製造、取締りに抵抗しています。
 組織犯罪捜査部はさきごろ、紙幣の着色を除去する化学物質を調合した疑いで、容疑者2人を逮捕しました。犯罪捜査部のネルソン・シルベイラ・ギマランイス部長は「強盗団による着色紙幣への対策は予期していたが、こんなに早いとは思わなかった」と驚いています。当局と銀行は、これに対し薬品では色落ちしないなどの新しい対処法の確立が求められています。
 押収された化学物質は、警察がATM襲撃専門強盗の容疑者を捜索していて発見したもので、サンパウロ市東部の犯人のアジトで見つけました。陶器の器の中で強い刺激臭のする液体に浸された紙幣も押収され、調べではピンク色に着色された跡は少し残るものの、色の大部分が除去できるそうです。今のところ、「着色料除去剤」の成分は判明していません。