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三井物産がマルチグレイン社を子会社化

 三井物産(飯島彰己社長、本社/東京都)が、ブラジルで穀物を中心に農業生産事業および穀物物流事業を行うマルチグレイン社(Multigrain AG、本社/スイス)を買収しました。米ミネソタ州に本部を置く米国最大の農業協同組合CHSなどが保有する同社株式を2億7400万ドルで取得したもので、三井物産のマルチグレイン社への出資比率は98.1%(議決権比率100%)になり、完全な子会社にしました。
 マルチグレイン社は、100%子会社の事業会社「MULTIGRAIN S.A.」をブラジルに保有、大豆、コーン、綿花の集荷、加工、販売・輸出、および小麦の輸入を行い、同じく100%子会社の「XINGU AG」がブラジルに「AGRI COLA XINGU S.A.」を保有、大豆、コーン、綿花の栽培、綿繰事業(綿花から綿にする事業)等を行っています。
 三井物産は、世界の人口増加および新興国の経済発展により世界の穀物需要の拡大が見込まれる中、穀物事業をコアビジネスの一つと位置付け、マルチグレイン社を通じて、世界で最も高い食料増産余力のあるブラジルで農業生産・穀物物流事業を拡大、ブラジルからアジアをはじめとする市場に向けた穀物の安定供給の強化をすることになります。