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W杯に向けイタケーラ区、施設誘致で中核都市目指す

 地元紙の報道によると、2014年サッカー・ワールドカップ(W杯)の開催都市の一つであるサンパウロ市は昨年8月、カサビ市長が競技場建設を予定しているプロチーム、コリンチャンスの新競技場をW杯競技場として採用を発表しました。サンパウロ市東部のイタケーラ区に建設を予定している新競技場は、地下鉄コリンチャンス・イタケーラ駅の目の前という立地条件は良いのですが、道路網の整備が遅れていることが難点でした。
 18日、カサビ市長とアルキミン・サンパウロ州知事は、同地域の道路網を中心としたインフラ整備の早期完成のための協定書にサインを行いました。これらの工事は、W杯開催の1年前の13年に終了する予定です。