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ブラジル日系子供が考える東日本巨大地震

 東日本巨大地震に対しブラジルでは、日系団体などが義捐金を募り、サンパウロ市では慰霊行事も実施されました。日系社会では、日本の復興を願う声が高まっています。ブラジル国内の日本語学校は、巨大地震についての授業をする学校もあります。授業では、新聞やテレビの報道資料などを用いて、巨大地震の詳細を教え、「今、日本で何が起きているのか」を子どもたちに伝えています。
 授業を受けた子供たちは、放射能汚染を食い止めようと危険を顧みず立ち向かう作業員たちに感銘を受けたらしく、10歳(3世)の子供は作文で「命がけで作業を続ける皆さんを、ブラジルから応援しています」と書き、11歳(4世)の子供は「皆さん(作業員のこと)はライオンのような度胸があると思う。日本中の人が誇りに思うでしょう」と声援を送っています。