エスタード紙によると、ショッピングセンター内の宝石店を狙う強盗事件で、実行犯６人を逮捕したほか、ティファニー宝石店で強奪された宝石の一部を発見、宝石を買い取っていたサントス在住の密売人とサンパウロ市内に住む密買人の中国人を逮捕しました。中国人が買い取った宝石の一部はすでに中国に持ち出されていることが判り、警察は外交ルートを通じて返却を求めています。
ティファニー宝石店の強盗事件を担当している捜査官は、窃盗実行犯６人は逮捕したものの、宝石の行方がわからず操作を続けていました。その結果、同事件の中心人物がサンパウロ市内東部のファベーラに住むマルキーニョと呼ばれる人物であることを突き止め、おとり捜査を行いました。
捜査官が宝石を買い取りたいとファベーラに潜入、マルキーニョに接触、マルキーニョが宝石の売り値を70万レアルと提示し､強奪された宝石の一部を見せたことで、逮捕に踏み切ったものです。
