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サンパウロ州議に初当選した羽藤ジョージ氏インタビュー

 全国統一選挙でサンパウロ市議からサンパウロ州議員に鞍替え当選した羽藤ジョージ氏(PMDB)が5日、サンパウロ新聞の取材に、治安維持の強化、戦時中没収された日本施設の奪還などに力を入れたいと答えました。同氏はこれまで、サンパウロ市議として市内でのバールの営業時間に関する条例、大型車両の市内乗り入れ規制、ガソリンスタンド・ミニストアでの酒類販売禁止など数々の法案を提案してきました。これからは州議員として取り組みたい政策について語っています。以下サンパウロ新聞より引用します。

日本施設の奪還運動などに力を

 出馬報告でも「農業、治安改善」について述べた羽藤氏は、当選が決まり具体的な考えを示した。「農業、鉄道敷設、交通網の拡大、保安のための警備強化、戦時中没収された日本施設の奪還」を大きく掲げることを強調し、「交通網に関しては、小さな町にも駅を建設し、都市部との往来を良くしたい」と視野を市から州へと広げている。また市議任期中から尽力している治安改善については、「サッカー場など人が集まる場所や駅にセグランサ(警備員)ではなく警察官を配置し、しっかり持ち物検査などをするべき」と銃の取り締まり強化を唱えた。
 日本施設の奪還に関しては、同じく日系議員として当選した西本エリオ氏と協力して臨む姿勢を示す。「サンタ・クルース病院でも日系人が経営に参入できるようになった。サントスやリンス、カンポ・ド・ジョルドンにも同じような施設があると聞く。調べれば他の地域もあると思うので、今後調査していく」と日系人議員だからこその視点で今後活動していくことを表明した。
 来年3月15日までは、市議として務める羽藤氏。残りわずか半年足らずの期間だが、以前から提唱し続けている「オートバイ2人乗り禁止」に尽力し、市議として最後まで任務を全うする姿勢を見せた。