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前原外相、米国でブラジル外相と会談

 国連総会へ出席のため訪米した前原誠司外相は24日午後、日本政府国連代表部でセルソ・アモリン・ブラジル外相と会談し、2国間関係やIBSA(ブラジル・インド・南アで構成する政策対話グループ)と日本の関係強化、ハイチ支援などについて意見を交換しました。
 日本外務省の発表によると、外相就任のあいさつをした前原大臣に対しアモリン外相は、「日本とブラジルの関係は極めて優れた状況にあり、バイオ燃料地上デジタルテレビ放送、人的交流をはじめ、短い会談では言い尽くせないほど多岐の課題に共同で取り組んでいる。首脳レベルでも緊密な交流を重ね、2008年の日本人ブラジル移住百周年などを通じて素晴らしい関係にある」と述べました。

ブラジルの新幹線計画に言及

 前原外相は、ブラジルで建設が予定されている高速鉄道計画について触れ、現在の入札条件には若干困難があると聞いており、ブラジルの担当大臣に日本企業の話を良く聞いてもらえるよう伝えて欲しいと申し入れました。アモリン外相は確かに承った、と答えました。
 アモリン外相は、モザンビークにおける農業開発をはじめアフリカにおいて日本とブラジル両国が重要な協力を展開していることを高く評価した上で、大使館を積極的に増設するなどブラジルはアフリカにおける体制を強化しており、バイオ燃料開発など日本と連携できるプロジェクトを今後も模索したいと述べました。また、すでに南部アフリカ地域に普及を進めている地上デジタルテレビ放送日本ブラジル方式についても、今後さらに他のアフリカ諸国に広げたいと語りました。

IBSA関係強化など意見交換

 IBSAとの関係をぜひ強化したいとする前原外相に対してアモリン外相は、日本がIBSAに関心を持っていることは承知しているとし、非メンバー国の中でも日本との対話は優先的に検討されるように支持したいと回答しました。