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8日以降はESTA申請が有料化

 飛行機の乗り継ぎや観光、短期商用など、90日以内の短期滞在目的で米国に入国する場合、日本を含む35か国は査証(ビザ)を免除されており、事前に電子渡航認証システム(ESTA)で申請を行い、米政府の認証を受けることが義務付けられていますが、その申請が今月8日から有料化され、1人につき14米ドルの申請料が課されることになりました。
 在ブラジル日本国大使館によると、支払いはESTA専門ウェブサイトを通じて行うことになりますが、使用可能なクレジットカードはVISA、Master Card、American Express、Discoverの4種類のみとなっています。
 有料となるのは2010年9月8日以降の新規登録のみで、既にESTAに登録している場合、有効期間内(登録から2年間)であれば再登録して料金を支払う必要はありません。
 しかし、ESTA有効期間内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって登録が無効になるので注意が必要。また、パスポート番号に変更があった場合、再度申請する必要があります。なお、ESTAは査証免除者を対象としている制度なので、既に米国査証を持っている人はESTAへ申請する必要はありません。
 詳しくは、米国国土安全保障省の在東京米国大使館のウェブサイト(日本語)
http://japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-important.html
で確認して下さい。
 アメリカ経由でブラジルへ行く人も、このESTAへの登録が必要です。