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ジルマ氏1次投票で当選濃厚

 統一選挙の政見放送開始後の20日に行われた最新ダッタ・フォーリャ調査で、ジルマ・ロウセフ氏(PT党)は 47%の支持を集め、30%だった対立候補のジョゼ・セーラ氏(PSDB党)に17ポイントの大差をつけました。マリーナ・シルバ氏は前回調査から1ポイント下げた9%。ジルマ氏が1次投票で当選する可能性が高まってきています。
 前回調査(8月中旬)で8ポイントだったジルマ氏とセーラ氏の差は、急激に広がっています。今回、調査した人の3分の1が政見放送を見ており、うち53%がジルマ氏に投票すると回答。セーラ氏は29%に留まりました。逆に、放送を見ていない人の間では2人の差は13ポイント。有権者の投票態度は政見放送に大きく影響されているようです。

政見放送効果で17ポイント差

 ジルマ氏は今回、女性有権者と南ブラジル地域で支持を伸ばしました。初期の政見放送で軍政時代に共に収監された女性たちが出演し、女性有権者を引きつけました。女性の支持は35%から43%へ急上昇しています。また、これまでセーラ氏が大差で優位にあった南ブラジル地域でも、38%の支持をを獲得、セーラ氏よりも2ポイント上回りました。
 放送効果が特に大きかったのは、貧困層の多い東北ブラジルや北・中西ブラジル。ジルマ氏の放送にはルーラ大統領も出演したことで、ジルマ氏がルーラ大統領の後継者との認識が高まったと見られています。これらの地域でジルマ氏は、60%(東北ブラジル、セーラ氏22%)、50%(北・中西ブラジル、同27%)の高支持を得ています。