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エアタクシー、止まりきれず海に転落

 12日午前、リオ市内の国内専用空港サントス・ドゥモン空港でオーシャン・エアー社のエアタクシー(定員8人)が、着陸時に滑走路で止まりきれず海に転落しました。乗客は乗っていず、パイロットら3人の乗員は岸に引っかかって水没を逃れた胴体の先端部から脱出し、無事でした。 
 事故原因は未だ分かっていませんが、航空事故調査・予防センターが調査を開始しています。管制塔の話では、小型機は高度300メートルまで降下した後にレーダーから消え、滑走路上で180度旋回して着陸を試みたが止まりきれず、グアナバラ湾に転落したといいます。
 同機はサントス・ドゥモン空港からトム・ジョビン国際空港に向かい、トム・ジョビン国際空港で芸能人のシュシャなどを乗せてレシフェに向かう予定でした。このため事故が起きたときは未だ乗客は乗っていなく、パイロットら乗務員3人が乗っていただけでした。
 事故の影響でサントス・ドゥモン空港では87便が運行を取りやめ、70便に遅れがでました。