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デカセギの帰国の流れに終止符

 フォーリャ紙は、日本で働くデカセギたちが世界金融危機の影響で失業し、陸続して帰国する傾向にようやく終止符が打たれつつあると報じています。同紙によれば、経済状況が行き詰ってブラジル国政府に帰国支援を要請した人は昨年71人だったのに対し、今年はわずか1人だとしています。
 2008年12月に31万7千人を数えた在日ブラジル人は、日本経済の失速で「派遣切り」の憂き目に遭って次々と帰国したとされ、デカセギ・ブーム始まって以来の厳しい1年となり、約5万人が帰国しました。在日伯人数は26万7千人といわれます。
 同紙は、日本の景気は今年に入ってようやく落ち着き、6月の失業率は5.3%と直近7か月では最低レベルにまで回復してきた。ブラジル外務省によれば、日本政府は単純労働力の確保に再び力を入れ始め、最近では雇用や教育、住宅援助などの支援策を次々と打ち出し、デデカセギたちを日本国内に引き止める方針に転換している、と報じています。