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サンパウロ―成田線の存続求めて1万人が署名

 今年9月末での廃止が決まっている日本航空(JAL)のサンパウロ成田線の存続を求めて署名運動を行ってきたブラジル日本都道府県人会連合会とブラジル日本文化福祉協会が、書名活動2カ月で、県連1784人、文協7554人、合計9338人の署名を得たと発表しました。近日中に前原誠司国土交通相へ手渡す考えです。
 署名はサンパウロ、南マットグロッソ、リオ、パラナ、アマゾナス、パラー、リオグランデ・ド・スール、バイーアの各州のほか、パラグアイの日系コロニアや日本のブラジル人集住地域(主に東海地区)からも寄せられています。また、日本人・日系人だけでなく、サンパウロ市内の台湾系コロニアからも同便存続を願う372人の署名が届きました。
 県連では署名活動を行った理由を、「我々は日系人として、W杯と五輪の開催を控えたこの大切な時期に日本とブラジルをつなぐ直行便がなくなるというのはとても残念に思う」としています。