中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

ブラジル南部で嵐 電柱70本倒れ停電

 南極からの寒冷前線の影響で、ブラジル南部のリオグランデ・ド・スール州で12日から強風が吹き荒れ、州都ポルト・アレグレ市近郊や海岸線の各市で秒速27メートルの最大瞬間風速を観測しました。ポルト・アレグレ都市圏のカノア市では、70本もの電柱がなぎ倒され一帯が停電、14万2千人に影響が出ました。強風で瓦が飛ばされた家屋は150戸に上ります。
 各地の気象台によれば、14日ごろには寒波が到来する見通しです。南ブラジルは週末にかけ高地で降雪、ポルト・アレグレは2001年来の最低気温5度の可能性もあります。
 前線は13日から14日にかけて南東ブラジルに移動。サンパウロ州では20日ぶりのまとまった降雨がありそうですが、それほど冷え込むことはなさそうです。