サッカーがなければ夜も明けないブラジルでは、サッカーはテレビの売り上げにも大きな影響があるようです。地元紙の報道によると、サッカーW杯でブラジルが敗退してから、ブラウン管やプラズマ、LCDテレビの販売価格が平均7.8%も低下していました。決勝トーナメント1回戦後の6月26〜29日と、準々決勝後の7月3〜6日のテレビの販売価格を比較したところ、37インチのLCD型テレビで9.4%の価格下落が見られ、下げ幅が最も小さかった同型32インチでも2.4%ほど価格が下がっていました。
ただLCD型より薄い最新型のLEDテレビは、さすがに強気な販売でも売れると見え、逆に6.5%ほど価格が上昇していました。