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父親が娘2人を16年監禁 10/06/11 (10:24)

 常識では考えられない事件が発覚しました。以下、サンパウロ新聞の記事をそのまま紹介します。

娘に産ませた子供が9人

 マラニョン州ピニェイロ市で、54歳の父親が自分の娘である長女(28)と次女(年齢不明)を16年にわたり自宅で監禁し、レイプして計9人の子どもを産ませていたことが判明。保健所から通報を受けた警察当局が8日、監禁などの容疑で父親を逮捕した。発表によれば、ジョゼ・ビスポ容疑者は妻と離婚後、当時12歳だった長女を自宅に監禁。次女も同様に監禁し、2人に対して性的暴行を繰り返していた疑い。家宅捜索では、容疑者と娘らの間に生まれたと見られる子ども7人が保護された。7人の子どもを出産したという長女は、少し前に生後40日の新生児を所在のわからない夫婦に引き渡したと証言。妹にあたる次女は、数か月前に男児1人を連れて逃亡しており、容疑者と娘らの間には少なくとも9人の子どもがいることになる。
 さらに容疑者は、保護された子どものうち最年長の12歳の女児と、5歳の女児にも性的暴行をしていたとされる。容疑者は、12歳の女児については認めているものの、5歳の女児については否定しているという。事情聴取で容疑者は、「娘との性行為が違法とは知らなかった」、「家庭内ではなんでもありだ」などと供述。娘と子どもらに逃げないよう脅迫していたことも認めている。
 娘らを監禁していたのは、ピネェイロ市から20キロ離れた孤島にある自宅。あばら屋同然の家屋は電気や水道も引かれておらず、床は砂だらけなど不衛生な状態。隣家からは1キロほど離れており、事情を知っていた隣人らは報復を恐れて通報せず、今回、定期健診で島を訪れた保健所員により発覚した。保護された子どもたちは生まれて以来、島の外に出たことがなく、学校にも通えなかったため、全員が非識字。衣服もなく全裸に近い状態で、栄養不足のため健康状態も悪かったという。
 今回の事件は、2008年にオーストリアで、73歳の父親が娘を自宅の地下室に 24年間監禁し、レイプして7人の子どもを産ませていたものに類似。父親には無期懲役の判決が下っている。
 以上引用終わり
 新聞を読む限り、無知が招いた犯罪という側面もあります。教育の必要性を再認識させられる事件です。