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リオ州議会禁煙条例を可決、罰金額はサンパウロより高額

 リオデジャネイロ州議会は11日、リオデジャネイロ州内の公共施設内での喫煙を禁止する禁煙条例を満場一致で可決しました。議会の決議投票は賛成49票、反対0票(欠席者21人)でした。禁煙条例はサンパウロ州の禁煙条例を基礎に作成され、セルジオ・カブラル州知事の承認後、90日後から施行されます。
 条例の施行で禁煙となる場所は、サンパウロ州と同じく、学校や職場、飲食店、公共交通機関です。取締まりもサンパウロ州と同様で、施設管理者に罰金が科せられます。
 サンパウロ州リオデジャネイロ州の禁煙条例で違う点は罰金額です。サンパウロ州は800〜1500レアル(約4万円〜7万5000円)ですが、リオデジャネイロ州は3000〜6万レアルと驚くほどの高額です。ただ、サンパウロ州では3回目以降は営業停止処分になりますが、リオデジャネイロ州は罰金のみで済みます。