中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

蜂に刺され9人負傷、家畜も被害

 10月も終わりに近づいたサンパウロ市から53キロメートル離れたアラサルグアマ市の郊外で、蜂の巣を突いたような騒ぎが起きました。文字通り、蜂に襲われ9人が負傷、家畜30頭も被害を受けたのです。この蜂騒動には地域の住民も驚き、蜂から逃れようと自宅から避難するほどでした。
 被害があったタンケ・ベーリョ区で、救助に出動した警察官や消防団員の中にも蜂に刺される人が出て、一時この地区は大混乱となりました。蜂駆除のため専門家が呼ばれ、彼らは蜂の巣に火を放ち退治、ようやく混乱が収拾したということです。
 日本でも蜂騒動は少なくありませんが、一時に9人もの人が刺され、救助の警察官、消防団員までもが被害を受けるようなことは滅多にありません。皆さんも気をつけてください。