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バングー刑務所責任者が射殺される

 リオデジャネイロ市で警備が最も厳重とされるバングー刑務所3の統括責任者、ジョゼ・ロウレンソ中佐が何者かに射殺されました。事件が起きたのは16日朝で、ロウレンソ中佐が乗った乗用車がプロモラールのファヴェラ前で60発もの銃弾を撃ち込まれ、中佐は即死しました。犯人は分かっていませんが、刑務所入りしている麻薬犯の組織のものではないかと推測されています。。
 ジョゼ・ベウトラメ州保安局長によれば、ロウレンソ中佐は日頃から準備されている防弾車を敬遠、護衛も断っていたといいます。
 2000年9月以来、殺害されたバングー1&3の刑務所の責任者が襲撃されたのは、ロウレンソ中佐で七人目になります。