最近、ゴイアニア州の裁判所で、びっくりするような判決が下されました。これは先日地元紙が伝えたものです。これによると、本妻が夫の恋人の女性に対して起こしていた慰謝料請求訴訟の裁判で、裁判所は恋人の女性に本妻に3万1125レアル（約188万円）の支払いを命じました。前代未聞の判決と地元ではびっくりしています。
判決によると、夫とその恋人の関係は9年続いており、その間に女性は、夫婦（妻は大学教授）を離縁させようと、本妻を脅したりしていました。本妻は子どもを連れ夫と別居、離婚には応じませんでした。本妻は、脅迫から逃れるため、住所を転々として姿をくらましたりしていたのですが、直ぐに探され、落ち着いて生活が出来なかったと言うことです。これでは親と子の安寧な日は送れないと、たまりかねて裁判所へ訴え出たものです。
要求された慰謝料は判決額の2倍でしたが、領収書などの提示不足から半分に削られたそうです。
