ブラジルでの報道によりますと、ボリビアの大統領及び州知事の信任を問う国民投票で、モラレス大統領は予想を大きく上回る60％強の賛成票（速報）を獲得、信任されました。最終的確認は22日頃になる模様です。
モラレス大統領はその速報結果を踏まえ、天然資源の国有化を強調、天然ガス生産への外資企業の投資を求め、生産の倍増が必要であり、場合によっては天然ガス田開発に新たに外国人投資家の参加を求めると述べました。
炭化水素省のドナイレ副大臣は、ブラジルの記者の質問に、「ボリビアはブラジル及びアルゼンチンとの契約はすべて尊重する。ブラジルとの友好関係も維持される。ブラジルへの天然ガス供給契約は29日が期限だが、同じ要旨で更新される。ただ価格は未定」と答えています。
