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「腹の底から笑いました」 春風亭栄枝師匠の落語会

 NPOチャレンジブラジルが移民100周年記念行事として派遣していた落語家の春風亭栄枝師匠のブラジル落語会が好評のうちに終わりました。その落語会の報道(サンパウロ新聞)を紹介します。

 4日から来伯している春風亭栄枝師匠の口演会が18日午前、老ク連会館で行われた。11日からマナウスベレン、トメアスーで口演を行い、17日帰サンパウロ。疲れも見せず約70人の会員が詰め掛けた会場で笑いを振りまいた。
 はじめ重岡康人老ク連会長が「本場の落語で皆一緒に笑いましょう」と挨拶。出囃子「吉原雀」が流れる中、栄枝師匠が入場し、これまで世界各地で落語をしてきたこと、ブラジル日本移民百周年を祝って来伯したことを説明。続いて動物を題材にした「小話」で口演がはじまると、会場はすでに笑いの渦に包まれた。
 続いて「どどいつ」という七・七・七・五調の俗曲を紹介、坂本竜馬の作品「医者の頭に雀が止まる、止まるはずだよ、藪だもの」に会員らは皆うなずき、大きな拍手が沸いた。涙を浮かべる人や、腹を抱えて笑う会員の姿が見られる中、古典落語「浮世根問」に移ると、会場から「待ってました」と一声が入り、声がした方に体を向けて笑いを誘うなど、約一時間通して笑いを提供した。
 サンパウロ市在住の長山豊恵(84、二世)さんは「噺が次々に出てきて驚いた。久しぶりにこんなに笑ったわよ」とご満悦だった。栄枝師匠は「日本で噺をする時はまだ早いが、こちらではゆっくり2回繰り返して、わかりやすく伝わるように工夫している」と述べた。

 なお、栄枝師匠は23日帰国いたしました。