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リオ市内の食堂や飲食店で「一寸一服」が復活

  リオ市内の飲食店(バール)やレストランでの喫煙が復活しました。客の急減に困り切ったリオのホテル・飲食店・レストランの各組合が奔走、リオ司法裁が復活を認めたものです。これに対し市役所は、まだ裁判所の通知を受け取っておらず、正式に通知があり次第、仮裁定を無効にするため反訴に出る、と強気の構えです。
 イパネマのシュラススカリア店では、禁煙令が出た直後お客がタバコを吸っていたのを衛生局監督が見つけ、R$2000(約13万円)の罰金を科すなど厳しい取締が行われていました。あまりの厳しさに外食関係の経営者は悲鳴を上げ、客の激減で、このままでは倒産すると危機感を前面に出し、禁煙令の中止を要望していました。リオ市の司法裁判所には、市条例施行停止の要請が多量に持ち込まれていたそうです。