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ゴールドならぬマンガン・ラッシュ

 カポイエラで有名なバイア州が、マンガンが乾電池に使われるマンガン・ラッシュに沸いています。騒ぎになっているのは、州都サルヴァドール市から15?離れたシモンエス・フィーリョ市。各地から押しかけた老若男女約500人が、ツルハシやシャベルでカンポ街をくまなく掘り返しているのです。マンジオッカ街とジェニパペイロ街でもマンガン鉱石が掘り出され、騒ぎは一段と広がっています。1キロ当たり70センターボで業者が買い付けてくれるそうです。これは、すべてやみ取引だが、売り手にとっては現金をその場で手にできるのが魅力のようです。