女性の健康、美容への関心は高いのですが、現実には実行する人は少ないようです。分かっちゃいるけど止められない、が女性の胸の内のようです。健康とレジャーについてＩｂｏｐｅミジアが、国内主要都市在住の18歳以上の女性に面接調査した結果、こうしたことが分かりました。
同調査によると、83％の女性が身体をスマートに保ち健康に留意することは大切と答えています。ところが、そのために毎日の習慣や食事に注意しているかとなると、目を覆いたくなる惨状。わずか23％の女性が過去1週間に栄養用の穀類食を食べたと答えただけで、70％がチョコレートを食べ、54％がアイスクリームを食べていました。何らかのスポーツや体操を少なくとも1週間に一度はやっている女性は、38％に過ぎません。体重を気にしながらも、ついつい甘いものに手を出してしまう、甘いものは別腹という女性特有のいいわけは、いずこの国の女性も同じということでしょうか。
趣味や男性関係も調査されています。それによると、異性関係では88％が一人だけの男性と深く関係することが大切だと答え、日本の女性よりも性に対する倫理観は高いようです。それでも73％の女性が異性には魅力的に見られたいと答えていて、この微妙な女心は万国共通といったところでしょう。余暇には音楽を聴くが59％、読書やショッピングが44％、12％が美術館などに行くとしており、ブラジル女性の知的好奇心の高さは相当なものです。
