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「くじが当たった」は汚職を隠す口実

 サンパウロ市西部の住宅地モルンビーで警察署長を務めていたオジラックは、わずか5000レアルの俸給をだったにもかかわらず、ジュキアチーバ市(サンパウロ市西北70キロ)で1200万レアルと評価される高級ホテルを経営、金の出ところが疑惑を持たれていました。これまでオジラックは、億万長者になれた理由を「2000年8月から11月の4か月間にメガセーナ(くじ)で17回も当てた」と答えていましたが、連邦警察では、「麻薬の密輸、資金の洗浄、密輸、不正行為などで巨利を得ていた」とみて、捜査を続けていました。昨年9月、セーラ州知事から警察署長を解任されて以後、1年と4か月にわたって逃亡生活を続け行方が分かりませんでしたが、さきごろ連警に逮捕されたものです。
 ブラジルでは高額の当選金のくじが盛んです。逮捕された汚職の警察官、政治家などは蓄財方法を聞かれ、「くじに当たった」とよく弁明します。オジラックも同じ方法を試みたのですが、当選者の中に名前はなく、直ぐに嘘だと分かったとか。最近では、長年勤務していた間にこつこつと貯めたもの、と話しているといいます。この弁明も、誰も信用してないそうですが。