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サンパウロの観光客

 サンパウロ市は南米でも有数の商業都市ですが、観光の街でもあります。2001年以降、サンパウロ市を訪れた観光客は約570万人にのぼり、そのうち38%はヨーロッパから。観光客の59%は男性で、45%は初めての客といいます。年齢は25歳から39歳が約半数の48%でした。訪問地はイビラプエラ公園が65%,州立劇場40%、市立美術館35%、といったところです。
 商業都市だけに街中は、どこの国の大都市とも大差はありませんが、近くに港町のサントスがあり、雄大な大西洋を望むことが出来ます。その他、どんなものでも大きくして観光客を喜ばせるイツー市(巨大なマッチ、自動車のキー、洗濯ばさみなど何でも大きくして売られています)、骨董市で有名なエンブー市(ヨーロッパからの移民が持ち込んだ骨董品や絵、手工芸品などが売られています)といった街もあり、ちょっと足を伸ばせば面白いものに出合います。