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近く訪伯するライス長官、米上院でチャーベス大統領批判

 訪伯予定のライス米国務長官が、米上院外務委員会において、チャーベス大統領が政治、経済的にベネズエラを崩壊させようとしている、と強く非難しました。これまで、チャーベス大統領は米国を非難し続けてきましたが、米国務省がそれに応酬することはありませんでした。今回がはじめての批判といえます。
 国務長官来伯の準備をかねてバーンズ国務省政治問題担当次官がブラジリア入りしていますが、同次官はサンパウロ市で、「今年は米国にとってラ米各国大統領の政府と緊密化をはかる年である。米政府は、ブラジルがラ米地域においてリーダーとして台頭するチャーベス・ベネズエラ大統領と指導力の面でバランスをとる重要な役割を担うよう期待する」と語りました。米国としては、ブラジルがベネズエラとの仲介役になって欲しいとの心情を表したものと受け取られていますが、ブラジルのアモリン外相は、「反チャーベスの姿勢は取らない。仲介には立つが、しかし単なる伝言を伝えるメッセンジャーではない」と述べています。