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22年ぶりの寒波襲来

 多くの日本人は、ブラジルは熱帯で、常夏の国と思っている人が少なくありません。しかし、ブラジルは広く、アマゾン地方のような熱帯もあれば、南ブラジルは温帯に近い気候なのです。9月に入ってブラジル南部を中心に、22年ぶりといわれる寒波が襲い、農作物への被害が出始めています。
 南部のリオグランデ・ド・スール州やサンタ・カタリーナ州では、気温が零下5度にまで下がり、雪が降りました。カンバラー・ド・スールでは氷柱も見られたそうです。サンタ・カタリーナ州のサンジョアキン地方(日系農家が林檎を栽培しているところで有名)では、ブラジルでは珍しい冬景色を観光客たちは楽しんだといいます。
 一方、サンパウロ市でも、異常な寒さで路上生活者が一人死亡。この寒波で、コーヒー園、トマト畑、バナナ園が打撃を受け、寒波に見舞われた地方の市役所の中には緊急災害令を発したところもあるそうです。
 9月6日にブラジルへ旅立ち、7日にサンパウロに着いた人が、「寒さで死にそう。暑い日本が恋しい」と早くも悲鳴を上げていました。